アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

18歳から選挙権が議論されてますが、最近の選挙って本当に当選の意味があるの?

先月は全国的に選挙月でしたが、選挙にはいかれましたでしょうか?

どうやら最近の傾向を見ていると投票率は下がりっぱなしで、50%に満たないケースが多々あります。

実は私もその一人、選挙日自体を忘れてしまって気づいたときはすでに選挙が終わっていました。

数年前までは確実に投票へ行っていたのですが同時に全く政治に興味が薄れてしまいました。

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数年前は国民の政治不満から民主党が与党になり、最近の政治の関心はあの時がピークではなかったのではないかと思っています。

近年はいまいち選挙戦は盛り上がりがなく、投票率もどんどん落ちて行っています。

そしてふと思ったのが、投票率50%を切る中で当選って言っていいの?ということです。

さかのぼること学生時代、クラス内でいろいろな役を決めるのに必ず投票をしていた記憶があります。更にはその得票率により決選投票なるものも経験しました。

この全員参加の投票こそ意味のある投票で、本当の選ばれし者が見えてくるのだと思いました。

そうすると、今の選挙は投票率50%、当選者の得票率は当然もっと下がるわけで、数人立候補者がいると選挙権を持つ全国民の20%程度の得票率で当選できたりするわけです。

過半数に満たない投票率で選んでも結局のところ、支持されてない人たちのほうが多いのでこういう選挙は全く意味がないのではないでしょうか?

 

最近では18歳から選挙権が得られるように議論されていますが、そんなことで政治の関心が高まるとは思えないのです。そういうことを議論するならば、今の投票率がいかにしたら上がるか、を真剣に考えるべきです。

投票を国民の義務にしてしまえばよいわけです。平日に投票日を設け、その日は会社も学校もお休みに、投票へ行かなかった人には会社は欠勤扱いになるようにすれば大半の人が選挙へ行くようになると思います。

もっともそんなことが起こると困るのは今の国会議員でしょうね。

よく分からない、芸能人気取りの議員が増えたなぁ、と感じていますが、しばらくするとやっぱり世間を騒がせて辞任、中には給料泥棒で在籍し続ける人もいますが。。。

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キャンペーンはいいけれど、みんなが選挙に行ったら議員総入れ替えになるかも

 

少子高齢化社会が選挙にも影響しています。

選挙に行く人は大半が中高年の世代、彼らは選挙権という権利が得られてそれが義務のように思っている世代とその姿を見てきた子供たちですから必然的に投票所へ向かうのだと思います。

しかし若くなればなるほど政治に関心が薄れ選挙にもいかなくなっています。

今後ますます高齢化が進み若い世代が選挙に行かなくなると今よりさらに投票率は下がってくると考えられます。

人口は減る一方、もう一つやらなければならないことがあります。

それは国であれ地方であれ議員定数をもっと削減しなければならない点です。

人口の減少で税収は確実に落ちていくわけですし、また、議員の数もそんなに必要なくなると思います。今でも何をやっているのかわからない議員ばかりですから、思い切って半分ぐらいに減らしてみると面白い効果がでてくるかもしれません。

少なくとも消費税は上げなくても良いかもしれないですね。議員定数の削減で浮いたお金がそちらに回せるわけですから。

将来的には公務員の数はもっと削減できると思います。

コンピュータの発達で一人あたりの業務は以前に比べると減っていたり、人口の減少で必然的に業務量が減るからです。

 

これからの日本を支えていくためには民間人を増やし経済に貢献できる体質を国を挙げて作り出す体制が必要です。

選挙から先々を考えてみるときりがないですが、考えようによってはまだまだ日本は良い国になるのではないかと思いました。

とりあえずはまずは選挙に行くことからですね。