最近気になる〇〇評論家たち 彼らの仕事はいったい何を・・・
近年のテレビ番組はそれにしてもバラエティ番組が非常に増えました。
さんまやマツコがでてくるトーク系の番組やクイズ番組もバラエティ要素がふんだんに加わりそれに伴い、芸能人ではない世間一般的な知識人の出演者が増えてきました。
ところがです。
そんな中に混じって目立ってきているのが、「〇〇評論家」たちです。
評論家と聞いてもその数は数えきれません。
経済評論家
政治評論家
育児評論家
スポーツ評論家
軍事評論家
・・・・
缶コーヒー評論家
銅像評論家
おたく評論家
ウィキで評論家をしらべてみたら、
「評論を職業とする者である。批評家ともいい、分野によっては鑑定家ともいう。職業とする限り、公共性の高いメディアに対して、事象に関して自身が専門的知識にて考察した「個人的見解」としての評論することを生業としており、評論を公にしたことへの責任は評論を公開した公共性の高いメディアの事業者に帰する事になっている状態で召喚されている。」
思わず「へぇ」と思ってしまいました。
だって評論家は勝手に論評を職業にするのですから誰でもなれるのです。
でもあえてそんなものにはなりたくないとも思ってしまいました。
それは評論家ほど勝手な人はいないからです。自分で考察した内容を世間に言いたい放題、そしてお金がもらえるのですからなんという職業でしょうか!
また、いいたい放題言っといて全く以て無責任なのです。
そして、そんな人たちを見て思ったのが、私がある中国のシンクタンクの講演会へ行った時、香港に勤務している証券アナリスト、彼らもまた評論家のような人です。
その人が語る中国経済や実態について全く参考にならなかったのです。
それもそのはず、自分で会社を立ち上げ手続きに至るまで自分の足でお役所へ運び、銀行へ行き時には検疫局から日本向けに輸出したものについて取り調べを受け、変なブローカーにも絡まれたり、危ない目にもあってきたので、そんな中国を知る中、大半が書物からだけの知識で物事を語ってほしくないのです。
そういうわけで、残念ながら評論家は口が達者な商売人と言わざるを得ないのです。(すべてではないと思いますが)
しかし、今の報道はそんな口達者な評論家を連れてきて、番組をもりたてて視聴率を稼ぐためのツールなのだと勝手に納得してしまいました。
あっ、映画評論家だった淀川長治さんはとても尊敬してますけど。
では、さよなら、さよなら、さよなら。