アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

エレキテル連合って今どうなったの?

一発芸人の流れともいうべきでしょうか。いつかは必ず来ると言われているお茶の間から姿を消してしまう現象。昨年ブレイクしてあれだけ売れていた「エレキテル連合」が年明けとともにピタッとその姿を消してしまったのです。

やっぱりね、と思う方もいるかもしれませんが、それにしても消えてしまうのが速すぎるのではないでしょうか?

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このままでよかったのに・・・

 

たまにですが、今でも子供たちの間では「ダメよ~、ダメダメ」のフレーズを聞くことがあります。好きな人は好きなんですね。

雑誌で読んだところ、ある芸能ジャーナリストが次のように語っていました。

流行語大賞受賞以降、“一発屋”で終わりたくないという危機感から『朱美ちゃん』を封印してしまったんです。本人たちは他のネタにも自信があったようで、朱美ちゃんだけでないところを見せたかったのですが、需要があるのは“朱美ちゃんと細貝さん”だけなんです」

要するにまだまだオファーがあったのに、唯一の売りである『朱美ちゃん』を自ら消してしまったということなのです。いわば自爆です。

だれでも一発芸の芸人はいつかは世間からあきれられてしまうのを恐れながら、それでも売れなくなるまで必死で唯一の売れる芸に励んでいます。ところが「エレキテル連合」はその努力を途中で辞めてしまったために寿命を縮めてしまったと考えられます。

それから、一発芸人が消えていく共通した原因を私なりに分析してみました。

それは、トークができない、ということです。今のテレビ番組はバラエティものが中心であり、その中で芸人が芸を披露するという機会になっているように思います。

ですから、せっかく番組に出演してもトークができなければ売れ残りは難しくなってくるのです。

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やっぱこいつらはすごい

 

そんな中、ビッグに成長した一発芸人で印象深いのは「オリエンタルラジオ」です。

彼らはラップ系のネタを披露し一躍時の人となりましたが、それだけでは終わらず、今ではいろんな番組にゲストで出てみたり、もちろん司会者としても出ていたりします。これはいわば、一発芸で世間を印象づけ、実はそのあとに本当の持ち味をトークで出していったと分析できます。

 

一方であれだけ売れていたのに消えてしまった芸人は何をしているのでしょうか?

そういえば、この前近所のショッピングモールに行ってみたらあの有名人がゲストでトークショーをやるというではないですか。

早速その時間に行ってみたところ、たしかにすごい人!

そして前座が終わり、いよいよ本人の登場です。

ヒロシです・・・」

おー、懐かしい。えっ、このひとまだこの芸やってたんだ!

と、感心しつつ、このフレーズのセリフを3分聞いたところで飽きてしまいました。

こうして、テレビから消えて行った多くの一発芸人は地方のイベントで頑張っている人たちも多数のようです。

でも、うまい一発芸人は売れていた時代にせっせと貯金し、そのお金でアパートなどの不動産を購入。家賃収入で悠々自適な暮らしをしているひとたちもいる。

 

「ラッスンゴレライ」がいまブレイク中ですが、この方たちもまた、その身の振り方次第では消えていくのは時間の問題かもしれません。せっかくいい感じにミステリアスだったのにそのサングラスを外してしまったあの瞬間からその時がいつくるのかと感じてしまいました。

とはいいつつ、何かがブレイクするのは世の常、明日はもしかしたら近所のあの人がブレイクするかもしれませんよ。

 


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