あっちの世界の約束を優先された話~MMOの世界~
もう昨年の話になるが、定期的に開催している我が家のバーベキューでの出来事。いつものように近所のAさん一家を招待したのですが、旦那は来れないということになった。
「あっちの世界で約束があってはずせない」ということらしい。
別に気にしなかったが、のちになって「あっちの世界」が気になり始めた。
「もしや変な店に行くとかそんなんじゃないだろうな!?」とか勝手に妄想にふけっていた私であったが、それはどうも違ったのです。
あっちの世界=MMO=オンラインゲームの世界ということで、今はそういうところでも約束があるのかと思わず感心してしまった。
仮想世界はどこまでも続く・・・
リネージュⅡ時代
私がはまったオンラインゲームというのは2005年ごろであるが、友人のすすめではじめることになった。
このゲームはいろんな武器屋アイテムをそろえて、皆で敵を倒しに行くというものであったが、確かに、今日の何時からどこの砦を攻撃するとかいうと何日も前から装備品を準備するためにいろんなところへ奔走したものだ。
この仮想社会の通貨「アデナ」をつかっていろんなものが購入できる。
でも中には制作品というものがあっていわゆる特注するようなアイテムもあるのである。
それには大量の「アデナ」のほかそれが作れる技能を持った人、さらには製作期間もある程度かかる。
そんな毎日を過ごしていたのですが、確かにあれははまると怖い。
リネージュⅡの世界の中。時間によっては大変混雑している。
世界の区別がつかなくなった日
オンラインゲームを始めて1か月頃たったあたりがピークだろうか。
会社帰りは夜中中、休日ともなると朝からずっとパソコンに向かったままの日を過ごした。オンラインゲームの中の世界には同時にゲームをやっているプレイヤーが数千人もいる。なんとなく彼らといろんな話がはずみ(と、言ってもチャットでの会話ですが)現実世界とは違った世界観が生まれてくる。
最終的には現実世界とオンラインゲームの世界どちらが本当の世界か錯覚を起こしてしまうほどである。
86時間死亡事件
お隣韓国では86時間ゲームをやり続けて死亡してしまう事件までおきてしまっていた。さすがにこの事件を目の当たりにしたとき、自分にもその危険性があると感じてしまったのです。
オンラインゲームははまってしまうと時間が経つのも忘れてしまうぐらい楽しいからです。そして、その中の世界で必死に生きて、さらには優越感に浸るともうこんな居心地のいい世界はありません。
しかし、現実的にこういう事件を見てしまうと足元を見直す良い機会になり、以来だんだんとゲームをする回数は減ってきました。
スマホの台頭
近年になりスマートフォンの需要が一気に拡大しました。
その経過とともにスマホで簡単にゲームもできるようになっています。
これからのゲームの在り方はどうなっていくか、媒体も多様化しますます便利になりますが、良い意味でどんどん進化していってほしいものです。
最後に・・・
あの懐かしき「リネージュⅡ」の日々。
公式サイトをググってみると。あっ、ありました!まだリネージュⅡの世界は健在です。あっちの世界を優先されたために思い出したオンラインゲームの世界。ちょっと懐かしき思いでに浸った時間でした。