アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

山河毅審判委員長さまさまの創志学園

 第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の岡山大会決勝で、創志学園が4―1で玉野光南を下して初優勝。0―1の9回、試合終了と思われた打球が判定変更でファウルとなり、再開後に4点を奪って逆転しました。

 しかし、この判定が全国区のニュースになろうとは。。。

 高校生活の大事な思い出になる場面、試合をしている選手だけでなく、その関連した人々は多数に渡ります。この出来事をいったいどのようにとらえたのでしょうか!?

 玉野光南の1―0リードで迎えた創志学園9回の攻撃。1死一塁で難波の打球は投ゴロで1―6―3と渡り併殺、ゲームセットと見えた。

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話題のプレー

出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/07/26/gazo/G20160726013037580.html


 庄司球審は「フェア」とコールしました。ただ、打った難波は数メートルしか動かず、「当たった」と自打球でのファウルをアピール。左腿から右足へ、ボールの感触があったのです。整列しかけたように見えた審判団は本部席に戻り、山河毅審判委員長を交え、協議に入りました。

 7分間の中断後、責任審判の浮田一塁塁審が「協議の末、ファウルとして再開します」と判定訂正の場内放送を行いました。再びの1死一塁。一度は“最後の打者”となった難波は再開直後の直球を右前へ。打線はさらに3安打を集め、この回一挙4点で逆転し創志学園がまさかの勝利を得たのです。

 山河審判委員長は判定訂正に時間を要したことを「映像は確認していない。手際が悪かったことは認めます。両チームに対して失礼でした」と言っていました。

 一方で終わったと思った試合を手にした創志学園の最速154キロ右腕・高田は、まさに生き返った笑顔を浮かべました。「正直終わったなと思った」と敗退を覚悟したところからの逆転。「言い表せないくらいうれしかった」と9回はこの日最速148キロをマークするなど3人で締め今度は自分たちが歓喜の輪をつくった。

 

 まさに山河毅審判委員長の判断が全てを決定づけたわけですが、本番はこれから、創志学園の活躍に期待したいところです。

 しかし、感心させられたのは敗れた玉野光南の選手たち、泣き崩れた選手たちでしたが、その中で今村主将は判定に異を唱えることもなく、潔く話したいうことです。「審判さんの公平なジャッジで試合が再開となりました。気持ちを切り替えていこうとしましたが、全員が切り替えられていなかったのかもしれません。負けても堂々としていようと、みんなに言いました」全員が切り替えられていなかったのかもしれません。負けても堂々としていようと、みんなに言いました」

 ただ注目するだけではなく、素晴らしい高校生たちの人格にあっぱれです。

2016年7月12日長野オリスタの阪神戦予告先発はメッセンジャー

 2016年ペナントレースも中盤へと入ってきました。

ここ最近は6月に行われる交流戦がひとつのポイントといってもよいでしょう。

ここで勝ち越せるかどうかで、その後のペナンとレースの試合運びが決まってきているのです。

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7月12日長野オリスタで先発か!?

 

 超変革を掲げてスタートした金本阪神タイガース

5月までは投打でかみ合うことが多く、また超変革にふさわしく、これまで知られてこなかった若手が続々と台頭してきました。

当然そうするとファンの目は2軍にも向きます。2軍は掛布が監督をしているということもあり、試合によってはどこかの球団の1軍並みの観客動員数を記録しています。

さあ、今年はいつもと違うぞタイガース!そういう気持ちで毎日の試合を心待ちにしていましたが、交流戦で失速。。。

ついには最下位へと転落してしまいました。

 

 7月12日からは唯一といってよいでしょうか、長野での信州シリーズになります。今年の相手はヤクルトスワローズ

ヤクルトも苦戦しているため混戦の可能性はありますが、この試合を心待ちにしている地方のプロ野球ファンのモチベーションが気になるところです。

 

 予告先発がまもなく発表になるはずですが、通常のローテーションから行くと阪神メッセンジャーが濃厚なはずです。

今チームの唯一といえる勝ち星が上げられるピッチャーなのです。

今シーズンはここまで16試合に登板して7勝6敗、防御率2.97はチームで一番安定しているといってもよいでしょう。

しかも敗戦投手となっているもののほとんどの試合は自責点1~2点なのです。

メッセの責任というよりは打線の責任が大きいといえます。

 今年のタイガースのピッチャー陣をみていくと、先発ローテーションに藤浪、能見、メッセンジャー、岩崎、岩貞あたりが定着してきました。しかし藤浪、能見は最近うたれがち、岩崎はいまいち安定感にかけます。岩貞は序盤は非常にすばらしく、リーグの防御率のトップ争いに食い込んでいましたが、試合数が多くなると毎回パーフェクトにも行かず、手の内も読まれてきたのでしょうか、やはり最近は打ち込まれることが多くなりました。

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藤川は完全復活なるのか!?

出典:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/mlb/2012/11/17/mlb_80/

 

 期待したいのは、横山と青柳。横山は5月のGWで対中日戦に先発、無失点勝利を挙げています。また青柳も最近数少ない勝ち星に貢献しており、今後の安定的な投球を期待するばかりです。

 問題はリリーフ陣なのですが、クローザーとして期待されたマテオ、ドリスはいまいちぱっとしません。調子の良し悪しがはっきりしすぎています。最近はリリーフ失敗のケースも多く安心できない状況です。その中で、先発から転向してきたかつてのリリーフエース藤川の存在があります。やはり彼の存在は大きく、9回のマウンドで藤川コールが告げられると球場の雰囲気が変わるのです。かつての火の玉はすでになく、せいぜい140km/h後半のスピードボールでは簡単に打ち込まれてしまっているわけです。また、パ・リーグには大谷のような投打で活躍できる選手も出てきており、スピードも160km/hの時代に突入しているのです。ところが、6月下旬にきて藤川は150km/hを記録したのです。気持ちとしては完全なるクローザー復活への第一歩担っていればうれしい限りです。

 中継ぎでがんばっている安藤については安定はしているもののやはり年齢の関係であと何年投げられるかといったところで、これらの代わりになる選手育成が急務だと思われます。

 ただ、そんな中今後タイガースのリリーフを引っ張っていける人物の存在に私は目をつけているのです。その選手は石崎剛投手なのです。やはりGWの試合になりますが、中継ぎで投げている姿を生で見ることができました。そのスピードボールは150km/hを超え、かつての藤川の姿と被ったのです。その後、故障でいったん2郡に落ちたものの最近は再び中継ぎでの登板で結果を残しつつあります。

 

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育成から這い上がってきた原口捕手

 

 次に野手をみていくと、なんといっても一番の注目は原口でしょう。GWまではこの選手の存在すら知らなかったタイガースファンも多かったかもしれません。しかし突然ナゴヤドームでの登場、さらに初アーチをたたき出すなど、一気に時の人へと躍り出たのです。背番号は準備が間に合わなかったのか94と2軍の番号ですね。7月9日現在で打率.333、本塁打6本の成績は捕手としてはしばらくタイガースにいなかったパワーヒッターなのです。当初、タイガースの捕手は梅野あたりが台頭してくると予測していましたが、原口の出現で一気にひっくり返りました。

 打者では当初より目をつけられていた高山、7月9日現在で.257、2本塁打の成績は今のタイガースではなくてはならない存在ではないかと思います。このほか、北條、板山、江越といった若手が出てきたことでレギュラー争いが活発になったことは否めません。そうすると自然と中堅選手は焦りが出るのは当然でしょう。刺激されて急激に伸びてきた選手がいます。それは大和です。過去のイメージからすると守備は一流、打撃は二流といったイメージでした。しかし今年は安打を連発、ホームランまで放っています。31歳にしてようやく目覚めたといってもよいでしょう。

 問題はかつて選手会長まで務めた数少ない阪神の生え抜き選手である鳥谷です。今年のプレーを見る限り、打線のストッパーになってしまっているケースが多く、私が見ていても「あ~、またか」という場面が何度もありました。定番の西岡、福留、ゴメスあたりはもう一働きしてほしいものです。若手がこれだけ出てきているので、本来ならばベテラン勢がさらに引っ張らなければチームの活気は生まれないと思われます。

 

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超変革中のタイガースを引っ張る金本、掛布両監督

出典:http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/30/kanemoto-kakefu_n_8429814.html

 

 以上のような現行の阪神タイガースの戦力になっているわけですが、金本監督としてはまだ1年目。日々の報道ではいらだちさえも感じていますが、選手を育てるという観点から是非我慢して、よい選手を積極的に出すというスタンスで生え抜き選手を増やすことを期待しています。

 7月10日に行われる長野オリンピックスタジアムでのヤクルト戦、天気は晴れの予報です。最高気温は日中32度、最低で18度の予測で、蒸し暑い夜のナイターにふさわしい一日になるのではないかと思います。チケットはまだ各席に余裕があるようですが、天候次第で当日券がたくさん出ることでしょう。

 

 超変革中の阪神タイガース

 一人ひとりの選手を細かく見ていくと面白くなるのはこれからです。

 7月12日は一人でも多くの方々に長野オリンピックスタジアムへ足を運んでいただき、生でその姿をみていただければと思いました。

 

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有村実樹さんの生い立ちや経歴と地域格差

芸能界というかテレビ業界というかビッグカップル誕生です。

フジテレビの榎並大二郎アナウンサー(30)と結婚したモデルの有村実樹(30)が、結婚報告をしました。それぞれがブログを更新し「走っていけるエネルギーが湧いてくる」と喜びを伝えています。

 

 有村実樹さんは栃木県出身。高校卒業後、ファッション誌「JJ」の専属モデルとなり、現在は「Ane Can」の専属モデルとして活躍しています。NHKのEテレ「やさいの時間」にも出演しているのですが、ここまで来るまでの生い立ちや経歴が知りたくなりました。

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 始まりは高校生の頃、都心へ遊びに行ったときにスカウトの目に留まったようです。

 そして人気ファッション誌で頭角を現し2006年ごろからモデルの傍ら女優業にも進出し、活動の幅を広げていったようです。

 その姿からは想像がしにくいのですが、自然・遺跡と動物に大変興味を持っているようで、もしモデルになっていなかったら考古学者か動物保護の仕事に就きたいとかんがえているようです。

 また、畑での農作業をしたりと野菜に対しても興味を持っているとのことです。

 榎並大ニ郎アナウンサーとは10年に渡る交際を経て結婚に至ったということで、まっすぐ一筋に恋愛もしていたのだと感心させられました。

 付き合った当初はまだ榎並大ニ郎アナウンサーは大学生。将来二人ともこんなにビッグになるとはだれも考えなかったことと思います。

 
  有村は30歳の誕生日である26日、「応援してくださる皆さまへ」と題し結婚を報告した。「私が東京へ通い始めた19歳の頃に出会い、今年で約10年が経ちました。」とつづり始め、「彼とならばどんな時でも大切なことを見失わずに強く進んで行ける、と感じています。新たな家族が出来た今、責任と共に、より高い目標を持ちながら走っていけるエネルギーが湧いてくるようです」と書いています。

 

 でもこんな出会いがあるのもやはり東京だからでしょうか。

 少々気になるニュースが人口減です。そして、東京にますます人口が集中しているということで、この偏りはいかなることか・・・。都道府県別に見ると、人口が最も多いのは東京都の1351万人で、次いで神奈川県、大阪府となっています。東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県の人口は3600万人余りで、全国の4分の1以上を占め、5年間で約51万人増えた計算です。

 一方、人口が減ったのは秋田や福島、大阪など39の道府県で、東京圏の一極集中がますます強まった形です。

 芸能界がにぎわう一方、現実に目を向けてみると世の中の経済バランスや地域格差がますます大きくならないように願うところです。
 

今井絵理子氏を当選確実にした「手話」パフォーマンス

夏の参院選に向けた動きが早くも出てきています。

ダンスボーカルユニット「SPEED」のメンバーで沖縄県出身今井絵理子氏(32)が自民党の比例候補で立候補することが決まり、先日会見が行われました。

衝撃的だったのが、「手話」による演説です。

子供が障害を持っている為にこういったことに親身に向かい合ってきた成果ともいえるでしょう。

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出典:トレンドニュース(GYAO)

立候補演説の内容は以下の通りです。

「今回、立候補を決意しました今井絵理子です。今日は初めてのこの場所なのですごく緊張していますが、きちんとお伝えしたいと思います」

 「まず、私が決意した理由にはいろいろあります。21歳のときに、息子が(耳が)聞こえないという障害を持って生まれてきました。その時に初めて障害に関すること、そして子育てに関することを知りました。私は今まで歌しか知らなくてずっと生きてきました。そのときに息子に出会って『あっ、こういうのもあるんだな』と知りました」

 「そこで、同じ境遇のお母さんたちに出会い、障害を持つ子供たちにも出会いました。その中で、障害に関して皆さん、知らないことがたくさんあると思います。それをまず知ってほしいと思い、そしてお母さんたち、障害を持っている子供たちが、より明るい希望を持てる社会作りをしたいなと思いました」

 「私は、政治は希望だと思います。息子が大きくなったときに『この国で良かったな』って、『この国に生まれてよかったな』と思ってもらえるように、これから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

 

 一方で、県内政党に波紋を広げているという報道がなされました。
 自民県連は沖縄選挙区で擁立する現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(50)と公明の比例候補とのセット戦術を展開することで、公明支持層から島尻氏の票を獲得する想定していました。しかし、知名度が高く県出身の今井氏が自民からの出馬で自民支持層が「比例は公明」ではなく、今井氏に投票する可能性も出てくることで、自公連立の構図が崩れてしまう可能性があるのです。
 これにより一番不快をあらわにするのは公明党です。本部の幹部は「自民は何を考えているのか」とすでに態度をあらわにしているそうです。

名護市辺野古の新基地建設に反対する県本は2014年の知事選で自主投票とし自民と距離を置いたが、今年1月の宜野湾市長選では返還実現を最優先に自公協力が復活し現職を再選に導いた経緯があります。同幹部は「せっかく自公で戦う環境が整ったのに、今井氏が出馬すれば自民の票は彼女に流れてしまう」と指摘しています。
 

 今井氏が悪いというわけではないですが、最近再び「票」取に芸能人を利用しているのではないかという節があります。確かに障害を持つ子がいることでその負担は増えてしまい何かと大変ではあります。しかし、彼女の場合、芸能人であり、生活水準から考えても一般市民とは比べにくいのではないでしょうか。

 もっと一般市民の目線で政治を行っていける人材が必要であり、果たしてこういった動きが積極的になるつれて本当に国民の為の良い政治につながるのか、動向を見守る必要がありそうです。

廃棄カツと言わずにリサイクルカツと言ってみたら・・・お腹痛くないけど・・・

相変わらず尾を引いている廃棄カツ事件。

今日は新たに弁当として流通した例を記事として目にしました。

 記事によると、名古屋市の繁華街にある弁当店に、空揚げやカツ、焼き魚など24種類の弁当が並んで、すべて税込み270円という設定でした。

 どうやらその原因は、廃棄カツと似た運命をたどった廃棄されるはずのおかず類が並んでいるものとみられ、カツについては1万枚以上が弁当店に横流しされ、おかずに使われていたということです。300円を切る安さを競い合う格安弁当に廃棄品がなぜ紛れ込んでしまったのかが書かれていました。

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  経営者によると、弁当の原価は「40~45%以内が目安」ということです。1個当たり120円程度で、ご飯、付け合わせ、容器代などを差し引くと、メインはその半分「60~70円に抑えたい」。消費者心理をよく分かっているのです。
 ではそのニーズにこたえるためにどうしていくべきなのか。
 その日に安く仕入れられた食材でメニューを考、食材費がかさんだ時は量を減らし、ソースやカレーをかけることで調整を取っているということだそうです。
  賞味期限が近い、形が整っていない、在庫処分など「訳あり品」はもちろんおかずのヒットになることでしょう。


 愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業ダイコーが横流しした廃棄食品。愛知、岐阜、三重の3県などによると、カレーの壱番屋の冷凍ビーフカツだけで、約1万6千枚が弁当店に売られていたということが報道されています。

  このカツを購入した弁当業者さんの話では、試食すると、味が薄い。衣に氷がついており、いったん解けたのではと不安を感じて、客には出さず、まかないに使ったということです。「卸に出どころは聞かないのが暗黙のルール。安けりゃ何でも買い手がつくだろうと、流通に乗せられたのだろうか」と憤っていました。

 

 問題は、おそらく日本全国にこういったおかずが流通しているのは確かなのでしょうが、きわめて深刻な食中毒事件などが発生していないのです。

 これを考えると、実はまだ食べられるけれども何らかの理由で廃棄になってしまったようなものが山のようにあるのではないかとも考えられます。

 過剰品質が生み出した罠だともとらえられますが、廃棄カツならず、リサイクルカツという言い方をしてみると多少聞こえが良くなるかもしれません。

 

 レストランなどの飲食業界はもっとグレーなゾーンがありそうです。

 賞味期限切れぎりぎりの原料を安く仕入れ、お客に提供していてもわからないのです。

 大きなチェーン店はそれがわかるかもしれませんが、個人で営む数店程度の店舗だと余計にその面は容易にできると思われます。

 

 過程や、工程を大事にする日本、しかしそこにとらわれすぎることで自分たちの首を絞めてしまわないか心配になることもあるのです。

遠藤利明五輪相辞任の可能性は?外国語指導助手(ALT)からの口利き疑惑で

 政治と金の問題はいつまでも尽きないようです。火のないところに煙は立たないはずですが、こんな話題が明らかになってはどう対応していくかが問題です。

 遠藤利明五輪担当相は4日午前の衆院予算委員会で、外国語指導助手(ALT)の派遣会社の創業者から献金を受け、ALT派遣事業への国費投入に向けて文部科学省への口利きを行ったとする一部報道について「記事は事実誤認に基づくもので大変遺憾だ」と否定しました。

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  一部報道では、遠藤氏の資金管理団体や自身が代表を務める政党支部などは2010~14年に創業者から計955万円の献金を受領したということです。そして、この間にALT利用拡大を推進し、文科省による派遣事業の予算化が決定したという背景が重なっており、非常に疑わしい点があるのは確かです。

 ALT制度とはどういうものなのか?

 ALTは英語を母語とする大学卒業者が選抜され、日本で業務にあたります。この人材は、身近には学校で教師の助手をする外国語指導助手 (ALT)として活動します。細かくは、小学校、中学校、高等学校、地方公共団体の国際交流担当部局等に、それぞれ配置されることになります。

昭和62年(1987年)度から開始され、20年目を迎えた2006年度には、44カ国の国々から5,508人が事業に採用され、世界で最大の規模の招致事業となっています。

大半ははアメリカから来日しており、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが続いています。

 面白いのは、日本国籍を保持していてもALTになれる可能性がある点です。

 その方法として、国籍の離脱手続きを行うことで参加が可能となります。

 

 気になる参加要件は、40歳未満であること、3年以上の日本在住歴がないことなど、日本を知らない人を求めていると思われます。

 

 最近の傾向は、外国人による授業を増やすため、業務委託や派遣による形態を採用する自治体が増えてきたということです。財政問題等で人件費を抑制せざるを得ず、直接雇用がしづらくなったことも理由として挙げられるでしょう。

 その反面、ALTに指示できるのは派遣業者であって、教育委員会や学校が授業について直接指示することはできないのです。そのため学校の先生がALTへ授業の相談ができず、お互いが協力して進められない欠点も出てきています。 

 英語教育を効果的に実施するためには、日本人の先生と外国人のALTによる綿密な協力が必要となってきます。そのため、各自治体がどういう形でALTの受け入れをしているかも一つのポイントとなりそうです。

 

 今回の献金疑惑はこういった微妙な背景のあるこの制度がうまく利用された可能性があります。公にはやりにくい金銭問題が民間が加わることで、疑惑とされている「口利き」が簡単にできる可能性があるからです。

 願わくば教育の場にこういった疑惑がわいてこないような健全なシステムを望むところです。

 

 

長野オリンピックスタジアム プロ野球2016 ヤクルト対阪神 7月12日開催

今年もキャンプインが始まり、徐々にニュースでも話題が出てきたプロ野球

昨年は広島へ黒田が電撃帰国入団、新井の復帰などで広島が話題になりましたが、ふたを開けてみるとセ・リーグ優勝はヤクルトでした。

最後までこれを予想していた人は全くと言っていいほどいなかったと思いますが、ペナントレース終盤までもつれ込んだのは非常に盛り上がった一因でした。その戦いにはいつもながら阪神タイガースも含まれていましたが、最後の最後で1位を明け渡し、最後は3位と、しかし阪神らしい結果でした。

 そして、ドラフト会議に契約更新、ここで今年も大きなニュースがいくつも飛び込んできました。

 特に注目なのが、楽天に入団したオコエ選手です。

 とびぬけた身体能力は将来メジャーをも期待させるルーキーで、おそらく今季の楽天の観客動員数に大きく貢献することでしょう。

 セ・リーグで話題を呼んだのは、なんといっても阪神タイガースでしょう。

 あの金本が監督に就任、昨シーズン電撃帰国して一時は阪神に入団するか注目を集めた藤川がついにタイガースへ復帰。ドラフト1位入団の高山俊外野手は早速参加した阪神の2軍キャンプでさく越えアーチを59本中19本と関係者さえも驚かせたのです。

 しかし、その一方で巨人選手による賭博事件、元プロ野球選手の清原は覚せい剤容疑で逮捕されるなど暗いニュースもありました。

 

 そんなプロ野球ですが、やはり2016年のペナントレースも目が離せません。

 そして、プロ野球ファンのために地方でも試合が開催されています。今年の地方の試合で注目すべきは7月12日(火)長野オリンピックスタジアムで開催されるヤクルト対阪神でしょう。

 昨シーズン終盤で追い上げに成功してリーグ優勝を果たしたヤクルトと、終盤でいつもの失速により首位を奪われた阪神。因縁の対決がここ長野の地で見られそうです。

 ヤクルトには昨シーズン首位打者に輝いた山田哲人選手、阪神には新監督で話題沸騰中の金本監督、ここ長野の地で再びみられるのか藤川球児、ルーキーの高山俊選手もこのころには1軍で活躍している姿を見たいものです。

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2015年長野オリスタでの広島対阪神の模様 あいにくの天候にかかわらず観衆は21000人(収容3万人)

 

 今年はヤクルト主催試合になると思われるため、ヤクルトは1塁側、阪神は3塁側になることが予想されます。

 2月現在、チケット発売日はまだ未定ですが、4月ごろには発売になると予想しています。昨年との違いは主催がSBC信越放送からNBS長野放送になったというところでしょうか。朝日放送系列の主催試合が多かったように思いますが、フジ系列での主催試合ということです。

 さて、ここからは昨年行われた、広島対阪神の様子から今年の試合会場の状況予測をお伝えしていきます。

試合情報

長野オリンピックスタジアム

7月12日(火) 試合開始:午後6時

 

以下は、昨年行われた広島対阪神の座席図ですが、今年は広島のところがヤクルトに変わると思われます。チケット価格も以下が参考になるかと思います。

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今季長野オリンピックスタジアムでのプロ野球の試合はこの1試合のみです。梅雨時期後半ということでお天気が心配ですが、2015年の試合は非常に不安定なものでした。

 

観戦時の注意ですが、球場内のコンコースは比較的ゆったりとしたつくりになっているので、混雑することはなさそうです。しかし、地方球場特有の悩みとしてトイレの絶対数が少ないのが難点です。 昨年の場合は、時間によっては特に女子トイレが長蛇の列となっていましたので要注意です。
 試合のお供に楽しみなのが、ビールやつまみでしょう。これまでの前評判では臨時の売店が出店されてはいますが、品ぞろえがいまいちということでした。しかし、昨年の試合では所狭しと数多くの露店が並び、結構楽しく食事ができました。

 場外では広島カープ阪神タイガースのグッズ売り場もあり大変混雑していました。

 

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2015年の長野オリンピックスタジアムの様子 売店は選ぶほどたくさんあり不便はしなかった

 

ここで簡単に長野オリンピックスタジアムの球場設備について紹介です。

両翼91メートル、センターは122メートルとプロ野球ホーム球場並みの広さがあり、なかなかホームランは期待しにくいと思われていました。

しかし、昨年の試合では両チームからたくさんのホームランが出て非常に盛り上がりました。空気が乾燥している分打球が飛びやすいのかもしれません。

応援席となる外野は芝生席です。ここは開場とともに、応援団がシートを広げ必要以上の場所取りをしてしまうため、早めに入って席を確保する必要があります。

 

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2015年広島対阪神戦 午後11時前で9回裏終了 6対6の同点、この後延々と試合は続く

 

尚、昨年の試合では途中で雨が降り中断時間もありました。

試合は乱打戦になり、気づいてみれば大量得点の引き分け試合。

時間は夜中12時を回る長時間にも及ぶ大試合となりました。

 

今年はこの長野の地でどんなドラマが生まれるのか、今から試合の日が待ち遠しい限りです。

やはりプロ野球はいいものです。

 

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